【リクルート】「勝負飯」はカツ丼とカツカレーが拮抗　現役高校生500人に勝負飯アンケート

株式会社リクルート（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：北村 吉弘）が提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』は、スタディサプリ編集部の高校生エディター＆公式LINE登録者を対象に‘勝負飯’についてアンケートを実施致しました。また、こちらのアンケートの詳細は『スタディサプリ進路』内の「#高校生なう」でお知らせしています。URL

■令和でも勝負飯と聞いて約8割がイメージするのは「カツ」。‘カツカレー派’‘カツ丼派’はほぼ二分化！ 
受験シーズン到来の1月、わらにも縋る思いは誰しも経験したことがあるはず。そこで、「勝負飯」と聞いて思い浮かぶものを聞くと、約8割が「カツ」を選ぶ圧倒的な結果に。シンプルで分かりやすい「勝つ」というメッセージが、今もなお支持されていることの理由でしょう。また、「カツ」の中で‘カツカレー派’か‘カツ丼派’については、カツカレーとカツ丼を両方選んだ人を除くとほぼ二分化される結果となりました。

＜Q. 勝負飯と聞いて思い浮かぶものを全て選んでください。（複数回答/ｎ=500）＞

＜カツを選択した人の内訳（単一回答/ｎ=409）＞

■勝負飯選びで最も重要視するのは、‘ゲン担ぎ・縁起物’よりも‘とにかく自分の好きな物’であること！
実際に高校生が勝負飯を選ぶ際の基準を聞いてみると、‘ゲン担ぎ・縁起物’よりも‘とにかく自分の好きな物’であることの方が、重要視されていることが分かりました。また、「新勝負飯と言えば何があるか？」と聞くと、例えば、韓国のホットスナックの‘チーズハットク’を挙げて、理由を「チーズが伸びるので、成績が伸びると思う！」と言い、同じく韓国の‘トッポギ’を挙げた人は「ドラマで受験生が食べていたから」との声もありました。さらには、多くの人が「お母さんの手料理が一番ほっとする」と答え、本当に自分の好きな物を追及した結果のようにも感じられました。

＜Q. 勝負飯を選ぶ時に最も重要視することを選んでください。（単一回答/ｎ=500）＞

■編集長コメント
真の勝負飯は「地元」「家族」にあり！ 自分のルーツへの「誇り」が世代を超えた原動力に。
今回のランキングでは圏外となった勝負飯も多数。その中では、韓国料理が新勝負飯として頭角を現すものの、他は全く共通点がなさそう…と思いきや、見えてきたのは自分のルーツへの「誇り」で、まさにそれは世代を超えた「真の勝負飯」とも言えそうです。

一つ目のルーツは、「地元」。北は北海道の「ジンギスカン」で「道民なのでジンギスカン食べます！ 好物で気分も上がって頑張れる!」（女子）といったコメントからはじまり、千葉県「大和芋うどん」、愛知県「味噌カツ」、大阪府「たこ焼き」、長崎県「具沢山ちゃんぽん」、南の沖縄県「沖縄そば」では、「温かい出汁で試験前日もよく眠れる」（女子）まで、地元愛溢れるコメントの数々がありました。

二つ目のルーツは、「家族」。「小学校の頃からずっとおいなりだった」(愛知県/女子)、「親子丼は、親と子が一緒に戦っているみたいな感じになる気がする」(東京都/男子)、また定番のカツにも「お父さんが試験前に食べていたから、カツ！」(東京都/男子)と、勝負飯は家族との思い出と重なっている人が多いことも分かりました。

まもなく受験本番。すべての受験生が、自分を大切に育ててくれた環境や人への想いを誇りに変えて、全力を出し切れることを願っています！

『スタディサプリ進路ブック』 編集長　仲井 美夏（なかい みか）

【アンケート概要】
■調査時期：2021年11月9日（火）〜2021年11月14日（日）
■調査方法：インターネットリサーチ
■調査対象：全国高校生男女（『スタディサプリ進路』の高校生エディター/公式LINE登録者）
■有効回答数：500件（男子117件、女子383件）