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  • 「夏の『隠れ冷え』に要注意 約3人に1人が該当の可能性、花王が調査結果を発表

  • 2024/06/29 11:30 公開  編集部
  • 花王株式会社は2024年6月27日、「夏の隠れ冷えと入浴に関する調査」の結果を発表しました。この調査は東京都市大学人間科学部の早坂信哉教授の監修のもと実施されました。

    調査によると、約3人に1人(35.5%)が夏場でも知らず知らずのうちに体を冷やしてしまう「隠れ冷え」の可能性があることが分かりました。「隠れ冷え」とは、夏の暑さに隠れて自覚しにくい体の冷えのことを指します。

     「夏の『隠れ冷え』に要注意 約3人に1人が該当の可能性、花王が調査結果を発表

    「隠れ冷え」の原因となる行動として最も多かったのは「冷たい飲み物を飲む」「薄着で過ごす」などです。これらは暑さ対策として必要な行動ですが、気づかないうちに体を冷やしすぎてしまう可能性があります。

    「隠れ冷え」対策として、花王は約38度のお湯と炭酸入浴で血流を良くする「ぬるめバブ浴」を提案しています。しかし、調査では夏場に湯船に浸かる人は40.0%と半数以下であることも明らかになりました。

    湯船に浸からない理由としては、「入浴に時間をかけたくないから」(34.4%)が最も多く、「湯船は身体が熱くなってつかっていられないから」など夏特有の理由も挙げられました。

    花王は今回の調査結果を踏まえ、夏場でも適切な入浴習慣を維持することの重要性を呼びかけています。「隠れ冷え」対策として、ぬるめのお湯と炭酸入浴を組み合わせた「ぬるめバブ浴」が効果的であると提案しています。

    【調査概要】
    対象:20~50代の男女5,000人、全国
    手法:インターネットリサーチ
    実施期間:2024年5月

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