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  • 【ケベック・メープルシロップ生産者協会】2021年、ケベック州産メープルシロップは平年並みの収穫量を獲得  

  • 2021/07/13 0:00 公開  編集部
  • 2021年7月7日 ロンゲイユ、ケベック発:
    ケベック・メープルシロップ生産者協会 (QMSP) とメープル産業協議会 (CIE) は、2021年度のメープルシロップ生産状況に関して、平年並みの収穫量を獲得したと発表しました。ケベック州全体の生産量は1億3,283万ポンド(6,025万kg) と推定され、これは平均的な年間収穫量に値します。

    メープルシロップは必要なときに必要なだけ供給可能。
    メープルシロップは、その生産が天候に左右される産物です。そうならないように需給の安定を守るため、QMSPは世界的に需要が高まる中で、戦略的なメープルシロップの備蓄を行い、現在、需要を満たすに十分な在庫を保有しています。QMSPのセルジュ・ボリュー会長は次のように述べました。「私は40年以上もメープルシロップを生産してきました。不作の時もあれば、平均的な収穫量の時も、そして高い収穫量を得る時もありました。これが天候に大きく左右される産物の現実です。時には、生産者の収益に響くこともあるかもしれません。しかし、忘れてはならないのは、生産者の製品が足りなくなった時、戦略的な備蓄から販売され、その代金が生産者へ支払われるということです。」

    メープルシロップのバルクバイヤーを代表するメープル産業協議会の会長であるシルヴァン・ラルリ氏は2021年の消費者の需要は何処でも落ちることはないと予想しています。実際、昨年度からこれまで、どこの市場でもパンデミックの影響でメープルシロップの需要が落ちることは全くありませんでした。昨年のQMSPのバルクバイヤーによる買い付け量は1億4,700万ポンド(6,667万kg) で、前年比14%以上の増加となりました。一方、2020年の海外輸出は、2019年に比べて21.9%増加し、2021年のこれまでの統計によると、販売は好調に推移しており、これからも同様に推移しそうです。

    さらに、2008年以降、QMSPはケベック州のメープルシロップ生産者にタップ数を新たに2,000万増やすことを承認しました。その結果、2008年から2021年にかけて、タップ数は3,760万から5,000万に増加しました。ケベック州では、さらに最低1億2,000万のタップを取り付けることができます。現在、タップが取り付けられているのは、同州のカエデの樹林(原生林)の40%近くにすぎないからです。


     

    【ケベック・メープルシロップ生産者協会】2021年、ケベック州産メープルシロップは平年並みの収穫量を獲得  


    ケベック・メープルシロップ生産者協会とカナダ産メープルブランドについて
    ケベック・メープルシロップ生産者協会(QSMP)の使命は、持続可能な開発の原則を尊重しながら、ケベック州のメープル生産者の利益を促進し、ケベック州産メープル製品の生産と販売を最大限に発展させることにあります。私たちは約11,300人の生産者と7,400社の企業を代表しています。彼らの努力によりケベック州は世界のメープルシロップ生産量の年間平均72%を生産しています。私たちケベック・メープルシロップ生産者協会は、カナダ産メープルブランドに誇りを持ち、カナダのメープル産業を代表して、カナダ産メープル製品の国際的なマーケティングとプロモーション活動を統括しています。また、国際的なメープルの研究とイノベーションネットワークを先導しています。

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