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  • 【ビッグローブ調査】性犯罪の要件見直しや刑法の改正に「賛成」56.9%、年代別では50代が最も高く63.6%

  • 2023/06/24 0:00 公開  編集部
  • BIGLOBEは「性的暴力に関する意識調査」を実施しました。本日調査結果を発表します。本調査は、全国の20代から50代の男女1,000人を対象にアンケート形式で実施しました。調査日は2023年6月1日~6月2日、調査方法はインターネット調査です。

     

    【調査結果のトピックス】

    1. 性犯罪の要件見直しや刑法の改正「賛成」約6割、厳罰化希望は約9割
    2. 性的同意を含む性教育を開始するべき年齢は「10歳~12歳」が約4割で最多
    3. 性的暴力や性的ハラスメントを受けた時、声を上げられない一番の理由は「人に知られたくないから」

     

    【調査結果詳細】

    1. 性犯罪の要件見直しや刑法の改正「賛成」約6割、厳罰化希望は約9割
    全国の20代から50代の男女1,000人に「性犯罪の要件見直しや刑法の改正に関して」という質問で賛成/反対を尋ねたところ、男女別では女性の方が「賛成」と回答した人の割合が高く57.4%、年代別では50歳が一番高く63.6%となった。一方で「わからない」と回答した人の割合は、全ての性年代別において30%以上となった。

    【ビッグローブ調査】性犯罪の要件見直しや刑法の改正に「賛成」56.9%、年代別では50代が最も高く63.6%

    「性的暴力への対応について」質問したところ、「厳しく対応するべきだ」と回答した人の割合は「厳しく対応するべきではない」を大きく上回った。「厳しく対応するべきだ」と回答した人の割合は女性の方がやや高く87.0%、年代別では50代が一番高く93.2%となった。

    【ビッグローブ調査】性犯罪の要件見直しや刑法の改正に「賛成」56.9%、年代別では50代が最も高く63.6%

     

    2. 性的同意を含む性教育を開始するべき年齢は「10歳~12歳」が約4割で最多
    全国の20代から50代の男女1,000人に「性的同意を含む、性教育がどの年代から行われるのが良いと思うか」と質問したところ、「10歳~12歳」と回答した人の割合が一番高く37.6%と約4割となった。

    【ビッグローブ調査】性犯罪の要件見直しや刑法の改正に「賛成」56.9%、年代別では50代が最も高く63.6%

    「性行為をする際、同意を取っているか」と質問したところ、「同意は必ず取る」と回答した人の割合はどの世代でも半数程度にとどまった。

    【ビッグローブ調査】性犯罪の要件見直しや刑法の改正に「賛成」56.9%、年代別では50代が最も高く63.6%

    「性的同意に対する意識教育・啓発はできているか」を学校/家庭/学校・家庭以外でそれぞれ質問したところ、「できていると思う」と回答した人の割合が一番高かった学校でも18.8%しかなく、総合的にみても15.0%と低い割合となった。

    【ビッグローブ調査】性犯罪の要件見直しや刑法の改正に「賛成」56.9%、年代別では50代が最も高く63.6%

     

    3. 性的暴力や性的ハラスメントを受けた時、声を上げられない一番の理由は「人に知られたくないから」
    全国の20代から50代の男女1,000人に「性的暴力や性的ハラスメントを受けた時、声をあげられると思うか」と質問したところ、「思う」と「思わない」の回答はほぼ同じ割合となったが、男女別に見ると女性は「思わない」と回答した人の割合が57.8%と男性の44.6%と比較して10%以上も多い結果となった。

    【ビッグローブ調査】性犯罪の要件見直しや刑法の改正に「賛成」56.9%、年代別では50代が最も高く63.6%

    「性的暴力や性的ハラスメントを受けた時、声をあげられると思うか」の質問に「思わない」と回答した512人にその理由を複数回答で質問したところ、一番多かった回答は、「人に知られたくないから」で50.8%、次いで「仕事や周囲への影響を考えて」で42.4%と続いた。

    【ビッグローブ調査】性犯罪の要件見直しや刑法の改正に「賛成」56.9%、年代別では50代が最も高く63.6%

    男女別でみると、「人に知られたくないから」は女性の回答が58.5%と男性の40.8%と比較して高い結果となった。年代別では、30代に限っては「仕事や周囲への影響を考えて」と回答した人の割合が一番高く、51.6%となった。

    【ビッグローブ調査】性犯罪の要件見直しや刑法の改正に「賛成」56.9%、年代別では50代が最も高く63.6%

    「自身が性的暴力や性的ハラスメントを受けた場合、話や相談をしやすいか」を5つの選択肢の中から質問したところ、話(相談)しやすいと回答した人の割合が一番高かったのは「専門の相談窓口」で52.7%となった。反対に話(相談)しづらいと回答した人の割合が一番高かったのは、「周囲の関係者」で70.4%となった。

    【ビッグローブ調査】性犯罪の要件見直しや刑法の改正に「賛成」56.9%、年代別では50代が最も高く63.6%

    ※ 本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。

     

    ■調査概要

    調査名:性的暴力に関する意識調査
    調査対象:全国の20代から50代の男女1,000人
    調査方法:インターネット調査
    調査期間:2023年6月1日~6月2日

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