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  • 100年生活者研究所が夫婦・パートナーの価値観を調査 関係を良好に維持するために重要だと考える要素「お互いを信頼する」75.1%、「感謝の気持ちを表現する」67.4%

  • 2023/11/19 0:00 公開  編集部
  • 株式会社Hakuhodo DY Matrixのシンクタンク「100年生活者研究所」は、11月22日のいい夫婦の日に合わせ、20~80代の男女728名を対象に人生100年時代における夫婦・パートナーの価値観に関する意識調査を実施しました。

    その結果、関係が良好な夫婦・パートナーは、人生100年時代に「100歳まで生きたい」と思う割合が高く、たとえ関係が良好な夫婦・パートナーであっても、価値観の相違は珍しくなく、良好な関係を維持するために相手を尊重する言動を平均5.8個、重要視していることがわかりました。

    100年生活者研究所が夫婦・パートナーの価値観を調査 関係を良好に維持するために重要だと考える要素「お互いを信頼する」75.1%、「感謝の気持ちを表現する」67.4%

     

    【100年生活者調査~夫婦編~】結果詳細

    ■Q1. 人生100年時代において、あなたは100歳まで生きたいと思いますか?
    ―「100歳まで生きたい」という気持ちは、パートナーとの関係が良好な人の方が悪い人より約1.4倍高い

    100歳まで生きたい意向について、夫婦・パートナーの関係別に聞いたところ、「パートナーとの関係が良い」人の40%が「とてもそう思う」もしくは「ややそう思う」と回答しました。関係が悪い人の29%と比べて、約1.4倍高い結果となりました。

    100年生活者研究所が夫婦・パートナーの価値観を調査 関係を良好に維持するために重要だと考える要素「お互いを信頼する」75.1%、「感謝の気持ちを表現する」67.4%

     

    ■Q2. 以下の価値観について、あなたとあなたの配偶者またはそれと同等な交際相手・パートナーの間でどの程度合致していると感じますか
    ―2-1 100歳まで生きたい人に特徴的な価値観として「仕事・キャリア」「生活リズム」「笑い」が挙がった

    夫婦・パートナー間で合致していると感じる価値観について質問し、100歳まで生きたい人、そうでない人の差を比較したところ、「仕事・キャリアに関する価値観」、「生活リズムについての価値観」の15ポイント差が最も大きく、次いで「笑いの価値観」の14ポイント差となり、上位には社会参画や生活基盤、肯定的な感情に関する項目が挙がりました。

    一方、「家族・子育てに対する価値観」(7ポイント差)や「家事の分担や行い方についての価値観」(同)などの家庭に関する項目は差が小さい結果となりました。

    100年生活者研究所が夫婦・パートナーの価値観を調査 関係を良好に維持するために重要だと考える要素「お互いを信頼する」75.1%、「感謝の気持ちを表現する」67.4%

    ―2-2 関係が良い夫婦・パートナーであっても、「趣味」「怒り」に関する価値観は40%以上合致しない

    今度は100歳まで生きたい意向ではなく、夫婦・パートナーの関係性の観点から価値観の合致度について調べました。その結果、夫婦・パートナーと良好な関係を築いている人のうち、41.6%が「趣味に関する価値観」、41,2%が「怒りを感じる点についての価値観」について合致していないと回答し、良好な関係であろうとなかろうと、夫婦・パートナー間の価値観には相違があることがわかりました。

    100年生活者研究所が夫婦・パートナーの価値観を調査 関係を良好に維持するために重要だと考える要素「お互いを信頼する」75.1%、「感謝の気持ちを表現する」67.4%

     

    ■Q3. あなたとあなたの配偶者またはそれと同等な交際相手・パートナーとの関係を良好に維持するために、重要だと考える要素は何ですか
    ―3-1 関係が良い夫婦・パートナーは、相手を尊重する言動を重視している

    一部の価値観が異なっても、良好な関係を維持するための秘訣を調べるために、夫婦・パートナーと関係が良い人が大切にしている要素について聞きました。その結果、「お互いを信頼する」が75.1%と最も高く、「感謝の気持ちを表現する」(67.4%)、「お互いにサポートする」(59.7%)と続き、相手を尊重する項目が上位でした。一方、パートナーと関係が悪い人は「あてはまるものがない」が20%を上回りました。

    100年生活者研究所が夫婦・パートナーの価値観を調査 関係を良好に維持するために重要だと考える要素「お互いを信頼する」75.1%、「感謝の気持ちを表現する」67.4%

    ―3-2 夫婦・パートナーとの関係の良し悪しで、関係を維持するために重視する項目の数は2倍の差

    さらに夫婦・パートナーとの関係を維持するために重要視する要素の項目数を調べたところ、夫婦・パートナーの関係が良好であるほど、項目数が多くなる傾向にありました。とくに夫婦・パートナーの関係が良好である場合、その平均数は5.8個となり、パートナーとの関係が悪い場合の平均数2.9個と比較するとちょうど2倍となることもわかりました。

    100年生活者研究所が夫婦・パートナーの価値観を調査 関係を良好に維持するために重要だと考える要素「お互いを信頼する」75.1%、「感謝の気持ちを表現する」67.4%

     

    【100年生活者調査~夫婦編~】概要

    ■調査目的:人生100年時代における夫婦・パートナーとの価値観の把握
    ■調査手法:インターネットモニター調査
    ■調査期間:2023年9月
    ■調査対象者:20~80代の男女728名

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