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  • Indeed Japanが調査、仕事と子育ての両立「困っていることがある」92.2%

  • 2024/03/05 0:00 公開  編集部
  • 求人サイト「Indeed 」の日本法人Indeed Japan株式会社(以下、Indeed)は、3月8日の「国際女性デー」を前に、「女性の仕事と子育ての両立に関する調査」を行いました。本調査は、全国の20〜40代のワーキングマザー(以下、正社員ワーママ)1,000人、および、将来的に正社員として仕事と子育てを両立したいと希望している有職男女(以下、プレワーママ/プレワーパパ)200人、正社員ワーママの配偶者200人・上司200人の計1,600人を対象に実施しました。

    Indeed Japanが調査、仕事と子育ての両立「困っていることがある」92.2%

    調査の結果、ワーママの9割以上(92.2%)が「仕事と子育ての両立に何かしらの困難」を抱えており、3人に2人(66.5%)が「将来のキャリアプランの見通しを持てない」と考えていることがわかりました。

    第一子の年齢が低いほど、将来が見通せないと考えている割合は高まります。また、日本は家事・育児の負担が女性に偏りがちな状況にあり、実際に本調査結果でも、ワーママは家事・育児のうち平均74%分(家事74.2%、育児74.1%)を担っているという結果が出ました。子育てをしながら働く女性は、日々仕事や家事・育児に追われ、なかなか自分の今後のキャリアや将来を考える時間が持てない状況にあり、特に子どもが小さいうちは、数年後の未来の見通しが立たず、不安を感じる方が多い状況にあるのではないかと考えられます。

    加えて、プレワーママ/プレワーパパの約9割は将来の両立に不安を抱えていること、また、ワーママ本人と、その配偶者や上司の間には、女性の仕事と子育ての両立の困難に対するイメージにギャップがあることもわかりました。

    Indeed Japanが調査、仕事と子育ての両立「困っていることがある」92.2%

    Indeedは本調査結果を受け、子育てをしながら働く女性を応援するためのイベント「ありの“ママ” スケジュール展」を、二子玉川蔦屋家電内イベントスペースで3月8日~10日に開催します。イベントでは、現役の正社員ワーママ達から集めたリアルな24時間の過ごし方を、一目でわかるようにスケジュール表形式で子どもの年齢別に展示し、多忙な中でどのように時間をやりくりしているかの具体例や、仕事と子育てを両立するために実践している工夫などを共有します。

    Indeed Japanが調査、仕事と子育ての両立「困っていることがある」92.2%

     

     「女性の仕事と子育ての両立に関する調査」結果 主要ポイント

    【正社員ワーママの両立の実態】

    92.2%が「仕事と子育ての両立に何かしらの困難」を抱えている。第一子が2歳以下の場合が最も高く96.5%にのぼるが、中高生になると85.5%と11ポイント減少。特に乳幼児期の仕事と子育ての両立に困難が多い傾向。
    3人に2人(66.5%)が「将来的なキャリアプランの見通しが持てない」と感じている。第一子が2歳以下の場合が最も高く77.5%にのぼる。第一子の年齢が低いほど見通しが持てない割合が高いことが明らかに。
    正社員ワーママは家事・育児の74%以上を自分が担っている。ワーママが希望する自身の家事負担割合は平均59.0%に対し、実際は平均74.2%を担う。育児は希望負担割合が平均59.5%に対し、実際は平均74.1%を担う。正社員共働き家庭でも、家事・育児の負担は女性に偏っている状況が伺える。

    【正社員ワーママの周りの人々の、両立に対するイメージ・課題】

    将来、子どもをもっても正社員として働きたいと考えるプレワーママ・プレワーパパは、すでに両立に対して困難や不安を感じている。特に女性にその傾向が強い。
    -正社員として仕事と育児を両立するのは難しそう:プレワーママの86.0%、プレワーパパの74.0%
    -正社員として仕事と育児を両立することに不安:プレワーママの91.0%、プレワーパパの85.0%

    「正社員ワーママが仕事と子育ての両立で困っていること」に対する配偶者・上司のイメージと、実際の正社員ワーママ本人の困り事にはギャップあり
    - 配偶者のイメージとのギャップ:1位「子どもに十分に時間を割けない」(ワーママの実態より11.3pt低い)、 2位「管理職や責任あるポジションにつきづらい」(実態より10.5pt高い)
    -上司のイメージとのギャップ:1位「時短勤務にせざるを得ない」(実態より14.8pt高い)、2位「管理職や責任あるポジションにつきづらい」(実態より13.0pt高い)

    ※調査結果に関してはコチラから確認できます

     

    「ありの“ママ” スケジュール展」概要

    Indeedは、多忙な中で仕事と子育ての両立を目指す女性をサポートしたいと考え、「ありの”ママ” スケジュール展」を開催いたします。本展示会では、複数の現役正社員ワーママから寄せられたリアルな1日(24時間)のスケジュールを、仕事と子育ての両立の工夫やコツとともに展示します。また、ワーママの皆さんが過去の自分に送るエールも併せて掲出します。訪れた方も自由に、自分が実践している両立の工夫やヒント、自分自身や周囲のワーママへのエールを書き込めるスペースもあります。是非お立ち寄りください。

    【開催概要】

    開催日時:2024年3月8日(金)~10日(日)10:00~19:30(8日のみ13:15開始)
    会場:二子玉川蔦屋家電2Fイベントスペース(東京都世田谷区玉川1-14-1)
    参加方法:会場にお越しいただければ、無料で自由にご覧いただけます。
    対象者:子育てをしながら正社員で働く女性の両立の工夫や、日々の時間の使い方の工夫を知りたい・参考にしたいと考える全ての方
    ノベルティ:会場を訪れたお子さまにオリジナル風船をプレゼントします(無くなり次第終了)。ぜひ、お子さまと一緒にご来場ください。

    Indeed Japanが調査、仕事と子育ての両立「困っていることがある」92.2%

     

    「女性の仕事と子育ての両立に関する調査」調査概要

    調査主体:Indeed Japan株式会社
    調査方法:インターネット調査
    調査対象:全国のワーキングマザー(0歳~高校生の子どもと同居しつつ、正社員として働く、20~40代の女性)1,000人、プレワーキングマザーおよびプレワーキングファザー(正社員として働く、20~30代の女性および男性のうち、将来子どもが欲しいと思い、子どもができてからも正社員として働き続けたい人)各100人、部下にワーキングマザーを持つ人(“0歳~高校生の子どもと同居しつつ、正社員として働く、20~40代の女性”を部下に持つ人)200人、ワーキングマザーの配偶者(“0歳~高校生の子どもと同居しつつ、正社員として働く、20~40代の女性”の配偶者)200人、合計1,600人
    調査期間:2024年2月2日(金)〜 2月5日(月)
    ※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

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