• リサーチ
  • ビッグローブが「若年層が求める社会の方向性」に関する調査を実施 10代の7割が「女性やLGBTQの方、障がい者など マイノリティが生きやすくなる社会」を希望

  • 2022/09/25 0:00 公開  編集部
  •  BIGLOBEは社会を前進させる情報発信を行うオウンドメディア「あしたメディア by BIGLOBE」にて、主に若年層を対象とした意識調査を実施しました。本日、第1弾として「若年層が求める社会の方向性」に関する調査結果を発表します。本調査は、全国の10代から60代までの男女1,000人(内:18歳から29歳まで(若年層)600人、30代~60代400人)を対象にアンケート形式で実施しました。調査日は2022年9月8日~9月9日、調査方法はインターネット調査です。

     「あしたメディア by BIGLOBE」は、国内最大級のインターネット接続事業を提供するビッグローブ株式会社が運営するオウンドメディアです。コンセプトである「社会を前進させる情報発信」を通じて、現代社会が抱える課題を浮き彫りにし、改善のヒントを提示して、社会課題の解決に寄与することを目的としています。社会課題の改善は、一企業の取り組みで達成されるものではなく、社会全体への働きかけが重要だと考えています。よって、本メディアは、企業によるオウンドメディアではありますが、自社事業の訴求にとらわれず、人々が生きやすくなるための価値ある取り組みなどを広く柔軟に紹介しています。

     

    【調査結果詳細】

    1. 「格差が拡大しても、経済成長を求める社会」には、若年層もやや否定的
     全国の18歳から69歳までの男女1,000人に、「求める社会の方向性」について複数の質問をしたところ、「格差が拡大しても、経済成長を求める社会」は、10代では自身が求める方向性に「近い」(15%)、「やや近い」(31%)をあわせても半数を割った。年代別では、「格差が拡大しても、経済成長を求める社会」が自身の求める方向性に近い、と回答した割合は10代が最も高かった。

    ビッグローブが「若年層が求める社会の方向性」に関する調査を実施 10代の7割が「女性やLGBTQの方、障がい者など マイノリティが生きやすくなる社会」を希望

    2. 「女性やLGBTQの方、障がい者などマイノリティが生きやすくなる社会」10代の7割
     全国の18歳から69歳までの男女1,000人に、「求める社会の方向性」について複数の質問をしたところ、「女性やLGBTQの方、障がい者などマイノリティが生きやすくなる社会」は、10代では自身が求める方向性に「近い」(38%)、「やや近い」(30%)をあわせ7割となり、年代別に見て最も多かった。

    ビッグローブが「若年層が求める社会の方向性」に関する調査を実施 10代の7割が「女性やLGBTQの方、障がい者など マイノリティが生きやすくなる社会」を希望

    3. 「老後不安をなくすため高齢者ケアを十分に行う社会」若年層の半数超
     全国の18歳から69歳までの男女1,000人に、「求める社会の方向性」について複数の質問をしたところ、「老後不安をなくすため高齢者ケアを十分に行う社会」は、10代では自身が求める方向性に「近い」(28%)、「やや近い」(32%)をあわせ6割という結果に。20代も「近い」(12.6%)、「やや近い」(40%)と回答した人が5割を超え、若年層も半数超が「老後不安をなくすため高齢者ケアを十分に行う社会」を求めていることが明らかとなった。

    ビッグローブが「若年層が求める社会の方向性」に関する調査を実施 10代の7割が「女性やLGBTQの方、障がい者など マイノリティが生きやすくなる社会」を希望

     さらに、「身近なコミュニティでの互助を前提にした社会」は、10代では自身が求める方向性に「近い」(22%)、「やや近い」(37%)をあわせ6割という結果に。20代も「近い」(9.4%)、「やや近い」(41.6%)と回答した人が5割を超え、若年層の半数超が「身近なコミュニティでの互助を前提にした社会」を求めている結果となった。家族や近隣との繋がり、地域への関心がうかがえる。

    ビッグローブが「若年層が求める社会の方向性」に関する調査を実施 10代の7割が「女性やLGBTQの方、障がい者など マイノリティが生きやすくなる社会」を希望

    4. 「地球規模の環境問題への取り組みを重視した社会」10代の6割強
     全国の18歳から69歳までの男女1,000人に、「求める社会の方向性」について複数の質問をしたところ、「地球規模の環境問題への取り組みを重視した社会」は、全ての年代で半数を超える結果に。10代では自身が求める方向性に「近い」(33%)、「やや近い」(33%)をあわせ6割強となり、年代別に見て最も多かった。

    ビッグローブが「若年層が求める社会の方向性」に関する調査を実施 10代の7割が「女性やLGBTQの方、障がい者など マイノリティが生きやすくなる社会」を希望

    5. 「性加害、ハラスメント行為に対して厳罰化する社会」10代の7割
     全国の18歳から69歳までの男女1,000人に、「求める社会の方向性」について複数の質問をしたところ、「性加害、ハラスメント行為に対して厳罰化する社会」は、10代では自身が求める方向性に「近い」(39%)、「やや近い」(29%)をあわせ7割という結果に。「性加害、ハラスメント行為に対して厳罰化する社会」を求める割合は全年代で半数を超える結果となった。

    ビッグローブが「若年層が求める社会の方向性」に関する調査を実施 10代の7割が「女性やLGBTQの方、障がい者など マイノリティが生きやすくなる社会」を希望

     さらに、「多少の不正も受け入れても、現実的対応を重視する社会」は、10代では自身が求める方向性に「近い」(16%)、「やや近い」(27%)をあわせ4割という結果に。全ての年代で「多少の不正も受け入れても、現実的対応を重視する社会」は自身が求める方向性に「遠い」「やや遠い」という人の方が多い結果となった。

    ビッグローブが「若年層が求める社会の方向性」に関する調査を実施 10代の7割が「女性やLGBTQの方、障がい者など マイノリティが生きやすくなる社会」を希望

    6. 人生で最も大切にしているもの「お金」より「家族」
     全国の18歳から69歳までの男女1,000人に、「人生で大切にしているもの(複数回答)」について質問をしたところ、10代では「お金」(70%)、「趣味」(67%)、「時間」(66%)。20代では「お金」(56.8%)、「家族」(48.4%)、「趣味」(47.8%)。30代から60代では「家族」(70%)、「健康」(65%)、「お金」(65%)と回答した人が多い結果となった。

     次に、人生で大切にしているものの中から「“最も”大切にしているもの(答えは1つ)」を質問をすると、10代では1位「家族」(21%)、2位「趣味」(20%)、3位「お金」(15%)。20代では1位「家族」(24.6%)、2位「お金」(14.8%)、3位「趣味」(14.4%)。30代から60代では1位「家族」(43.5%)、2位「健康」(20%)、3位「時間」(9.3%)という結果に。全ての年代で「最も大切にしているもの」は「家族」となった。

    ビッグローブが「若年層が求める社会の方向性」に関する調査を実施 10代の7割が「女性やLGBTQの方、障がい者など マイノリティが生きやすくなる社会」を希望

    ビッグローブが「若年層が求める社会の方向性」に関する調査を実施 10代の7割が「女性やLGBTQの方、障がい者など マイノリティが生きやすくなる社会」を希望

    ■調査概要
    ・調査名:「あしたメディア by BIGLOBE」若年層の意識調査
    ・調査対象:全国の10代から60代までの男女1,000人 内:18歳から29歳まで(若年層)600人、30代~60代400人
    ・調査方法:インターネット調査
    ・調査期間:2022年9月8日~9月9日

新着