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  • 【ハウスコム】部屋選びに関する調査を実施 Z世代「物件紹介動画を参考にしたい」53.5%

  • 2023/06/09 0:00 公開  編集部
  • リアル拠点と不動産DXのシナジーでライフスタイルデザインを追求するハウスコム株式会社〔所在地:東京都港区 代表取締役社長執行役員:田村 穂 プライム市場 コード番号:3275、以下ハウスコム〕は、『2023年度“部屋選び”に関する調査』を実施しました。卒業・就職など、部屋選びをする機会の多い「Z世代※による動画を参考にした部屋選び」に着目し、今年度は新たにZ世代の男女のうち1年以内(2022年4月以降)に賃貸物件に引っ越しをした、または今後1年以内(2024年4月まで)に引っ越す予定の人587人を対象に調査。また、昨年同様、過去1年以内に賃貸物件に引っ越したまたは1年以内(2024年4月まで)に引っ越し予定である15~49歳600人を対象にした調査も併せて実施し、日々変化する“部屋選び”に関する価値観や動向を明らかにしました。

    ※Z世代は1990年代中頃から2000年代終盤までに生まれた世代とされており、この調査では調査時点で16~25歳の男女を対象にしています。

    ハウスコムは、お部屋探しにとどまらず、「ライフスタイルをまるごとデザイン」する“ライフスタイルデザイナー”をあるべき姿として、顧客ニーズの変化への柔軟な対応に取り組んでいます。本調査で明らかになった価値観の変化に寄り添い、これからも「好き」が見つかるお部屋探しを全力でご提案してまいります。

     

    1. Z世代の情報源は「SNS」が約7割 そのうち最も利用率が高いのは「YouTube」、女性は「Instagram」

    Z世代が情報源として普段から利用しているメディアでは、「SNSいずれか」を回答した人が合計66.4%となり、約7割で圧倒的に多い結果に。3位の「テレビ」(44.0%)も4割以上とよく見られているようです。「WEBニュースサイト」(29.1%)も約3割となりました。

    「SNS」を細かく見ると、「YouTube」(50.1%)、「Instagram」(46.8%)、「Twitter」(43.8%)、「TikTok」(23.2%)の順に利用率が高く、特に「YouTube」は半数が利用しています[図1]。また男女別では、男性が「YouTube」(51.2%)が1位であるのに対し、女性は「Instagram」(56.6%)が「YouTube」(49.0%)より多く、Z世代の女性の約6割が情報源として「Instagram」を活用していました。

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    2. 部屋選びにも「SNS」活用の兆し

    部屋選びの際に利用したメディアや情報源は、「物件検索ができるウェブサイト(※1)」(60.5%)が圧倒的多数派に。2位の「物件検索ができるアプリ(※2)」(31.7%)とあわせて、物件検索サイトやアプリの利用率が高いようです。一方、「SNSいずれか」を回答した人は16.0%で、3位「店舗」(19.9%)に次いで活用されています。今後、Z世代をはじめとする若い世代では、さらに部屋選びにおいてもSNSの活用が広がる可能性が感じられます[図2]。

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    3.部屋選びで 「SNSいずれか」を利用した人は、ポータルサイトへの不満が多く、「希望に近い物件が出てこない」と感じている人が4割以上

    部屋選びでよく利用されている「不動産ポータルサイト」や「アプリ」について不満に感じることを、「物件検索ができるサイトもしくはアプリを利用したことがある」人に聞きました。「Z世代全体」では「物件の広さがイメージしづらい」(29.3%)、「物件の中身がイメージしづらい」(27.7%)、「物件の周辺環境が分からない」(27.0%)が上位3項目となりました。

    加えて、その中でも部屋選びで「SNSいずれか」を利用したと回答した人は、より不満を感じている項目が多いことが分かりました。特に、「物件の周辺環境が分からない」(42.6%、全体より15.6ポイント多い)、「物件の広さがイメージしづらい」(37.7%、全体より8.4ポイント多い)は不満を感じている割合が高く、サイトやアプリ内の2次元情報だけではこれらの情報は不十分と感じるのかもしれません。

    また、最も回答に差が見られたのは「希望に近い物件が出てこない」(41.0%、全体より21.1ポイント多い)でした。SNSの「レコメンド機能」により好みに合った情報が自動的に表示されることに慣れた人にとっては、希望の条件等を手動で細かく設定するポータルサイトやアプリは使いづらいと感じるのかもしれません[図3]。

    【ハウスコム】部屋選びに関する調査を実施 Z世代「物件紹介動画を参考にしたい」53.5%

    4.Z世代の5割以上が、部屋選びに当たって「物件紹介動画を参考にしたい」!

    部屋選びの際に「物件紹介動画※を参考にしたことがある」と回答した人は「Z世代全体」では43.4%で4割以上、部屋選びに「SNSいずれか」を利用した人では67.0%で約7割[図4-1]に。また、部屋選びに当たって「物件紹介動画を参考にしたい」と思った人は53.5%と半数以上となりました[図4-2]。

    ※物件紹介動画とは、SNSなどで公開されている部屋や周辺環境の様子や情報を動画で紹介した動画を指します。

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    5.物件紹介動画は「物件の中身・広さがイメージしやすい」ことが最も評価される「ライフスタイル」や「好み」「こだわり」に合った部屋を探しやすいメリットも

    物件紹介動画を参考にした、または参考にしたいと回答した人にその理由を聞くと、1位「物件の中身がイメージしやすい」(50.0%)、2位「物件の広さがイメージしやすい」(38.2%)と、上位2項目は「不動産ポータルサイトやアプリについて不満に感じること」[図3]と逆の結果でした。「中身」や「広さ」のイメージがしづらいという従来の物件検索のデメリットを物件紹介動画は補っているといえます。

    同率7位の「自分のライフスタイルに合った物件を探せる」「自分の好みやこだわりポイントを把握できる」(23.6%)といった、自分自身のライフスタイルや好みの部屋が探しやすいというメリットを感じている人も約4人に1人となり、物件紹介動画を活用するさまざまな理由が明らかになりました[図5]。

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    6.物件紹介動画を見た人の約3割が「物件探しが楽しくなった」と気持ちがポジティブにまた4人に1人が「動画以外では気づかないことに気づけた」と評価

    物件紹介動画を参考にしたことがある人に、動画を見てどのように思ったかを聞くと、1位「物件探しが楽しくなった」(28.2%)、2位「引っ越しが楽しみになった」(27.8%)、同率3位で「引っ越したいと思うきっかけになった」「物件探しが楽になった」(25.9%)となりました。物件紹介動画を見ることによって引っ越しへのポジティブなイメージを持つことができたり、数字や写真だけでは味気なく感じることもある部屋探しも楽しめるようになったりしている様子がうかがえます。5位の「動画以外では気づかないことに気づけた」(25.5%)や、8位「物件の具体的なイメージがつかめた」(22.7%)といったように、物件紹介動画でないと知り得なかった情報を得られたという人も多いようです[図6]。

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    7.物件紹介動画を見た後とった行動1位は「動画を投稿している不動産会社に相談」4人に1人は「動画で紹介されていたエリアを実際に見に行った」と回答

    物件紹介動画を見たことをきっかけにとった行動では、1位が「(動画を投稿している)不動産会社に実際に相談しに行った/ネットやメールで相談した」(42.7%)で、4割以上の人が不動産会社まで相談をしていることが分かりました。2位は「不動産ポータルサイトで実際に近い物件の検索をした」(34.9%)で、3割以上が動画で見た部屋に近いものを不動産ポータルサイトやアプリで見つけることを試みています。3位は「紹介されていたエリアを実際に見に行った」(26.3%)となり、4人に1人以上が動画で見つけた気になる部屋のあるエリアに直接足を運んでいます。物件紹介動画を見たことをきっかけに、具体的なアクションにつながったという人が多いことが分かりました[図7]。

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    8.物件紹介動画で参考になった情報は「駅からの道のりの様子」が1位、一方期待することでは「エアコン/トイレなどの状態」「家賃」とZ世代のリアルが浮き彫り

    物件紹介動画について、参考にしたと答えた人に「参考になった情報」、Z世代全体に「期待する情報」を聞きました。1位はいずれも「駅からの道のりの様子」(参考になった:32.9%、期待:52.0%)となり、多くの人が知りたい情報であることが分かります。「参考になった情報」では、3位に「部屋の中の動線」(24.7%)が挙がり、具体的な部屋の中の様子が参考になった人が多いようです。一方、「期待する情報」では、2位に「エアコンやトイレなどの設備の状態」(46.2%)、4位に「家賃」(40.7%)、7位に「コンセントなどの場所」(38.2%)が挙がっており、Z世代のリアルな視点が浮き彫りになりました[図8]。

    【ハウスコム】部屋選びに関する調査を実施 Z世代「物件紹介動画を参考にしたい」53.5%

     

    [調査概要]  

    ●調査期間:2023年4月28日(金)~5月7日(日) 
    ●調査方法:インターネット調査                   
    ●調査対象:

    ①<Z世代による動画を活用した部屋選び>
    過去1年以内(2022年4月以降)に賃貸物件に引っ越した、または1年以内(2024年4月まで)に賃貸物件に引っ越し予定で、その際自身で物件選びをしたZ世代※の男女 計587人
    ※ Z世代は1990年代中頃から2000年代終盤までに生まれた世代とされており、この調査では調査時点で16~25歳の男女を対象にしています。

    ②<2023年度“部屋選び”に関する調査>
    過去1年以内(2022年4月以降)に賃貸物件に引っ越した、または1年以内(2024年4月まで)に賃貸物件に引っ越し予定で、その際自身で物件選びをした15~49歳の男女 計600人
    注:本リリース上のスコアの構成比(%)は、小数第2位以下を四捨五入しております。グラフ上の数字の合計と表示されている合計値は一致しない場合もあります。

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