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  • リクルート、現役高校生を対象に「父の日・母の日」に関する調査実施 何かする人は「父の日」44.4%、「母の日」63.8%

  • 2024/05/14 0:00 公開  編集部
  • 株式会社リクルートが提供する進路情報メディア「スタディサプリ進路」は、スタディサプリ編集部の高校生エディターと公式LINE登録者を対象に「父の日・母の日」に関するアンケートを実施しました。

     

    父の日・母の日に“何かする”人は、44.4%(父の日)、63.8%(母の日)と約半数はイベント化している様子
    昨年、イベントでしたことのTOP3は共通しており、日頃の感謝をモノと言葉で伝える結果に

    父の日・母の日といえば、日頃の感謝を伝えるきっかけとなるイベント事ですが、現役高校生にそれぞれ何かしているか?と聞くと、父の日に何かをする人は44.4%、母の日は63.8%という結果に。おおよそ半数の人は、何かしらイベントとして扱っている様子。また、何かしたと回答した人に昨年したことを聞くと、父の日・母の日それぞれTOP3は同じで、1位「プレゼントを買う」、2位「日頃の感謝を言葉で伝える(直接)」、3位「日頃の感謝を言葉で伝える(手紙・LINEなど間接的に)」という結果になりました。

     

    Q. 父の日・母の日に何かする?
    (どちらも単一回答/n=597)

    リクルート、現役高校生を対象に「父の日・母の日」に関する調査実施 何かする人は「父の日」44.4%、「母の日」63.8%

     

    昨年父の日・母の日にしたことTOP3
    (どちらも複数回答/父の日n =265、母の日n=381)

    リクルート、現役高校生を対象に「父の日・母の日」に関する調査実施 何かする人は「父の日」44.4%、「母の日」63.8%

     

    父の日・母の日についてSNSにアップする人の割合は、5.2%と非常に低い
    保護者とのコミュニケーションは、“プライベート”でかつ本人と“直接”が大切な気持ちの表れか

    さらに、SNSに父の日・母の日のイベントの様子をアップするかと聞くと、YESはわずか5.2%という驚きの結果に。フリーコメントを見ると、日頃活発に自分のライフスタイルを記録する高校生であっても、家庭内のことはプライベートだからという意識が強く見られました。また、上の結果の通りイベントでしたことの上位には、「直接感謝を伝える」がランクインしており、保護者との関わりはプライベートであると同時に本人同士の直接のコミュニケーションが重要と捉えているのかもしれません。

     

    父の日・母の日のイベントの様子をSNSにアップする割合
    (単一回答/n=597)

    リクルート、現役高校生を対象に「父の日・母の日」に関する調査実施 何かする人は「父の日」44.4%、「母の日」63.8%

     

    編集長コメント 

    父の日・母の日は友達同士のようなコミュニケーション、進路検討シーンにおいては保護者との互いを信頼し合う会話が増えている

    今回の調査では、高校生の約半数が父の日や母の日をイベントとして認識し、行動をしているという結果となりました。具体的なコメントでは、「手紙で、いつもわがままな自分と一緒にいてくれてありがとう。大好きだよ!と言いました!」「LINEを送る。母の日にLINEでキーワードを送るとトーク画面にイラスト?が出てくるからそれでお母さんと遊ぶ!」のように、友達のように仲の良い親子関係がうかがえるコメントも散見されました。

    また、進路検討のシーンにおいても、保護者と高校生の会話は年々増えている傾向となっています。弊社と一般社団法人 全国高等学校PTA連合会が高校2年生とその保護者に対して実施した「高校生と保護者の進路に関する意識調査2023」でも、「進路について保護者と話す」という高校生が83.0%と高く、過去最高となっています。また「進路の話をするときによく使う⾔葉」について尋ねた質問に対しては、保護者・高校生の回答が共に「自分の好きなことをしなさい、やりたいことをやりなさい」が最も多く、かつ年々増加傾向であることからも、保護者と子ども双方の信頼関係が強まっていると言えるのかもしれません。

    『スタディサプリ進路ブック』 編集長 金剛寺千鶴子

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