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  • 「WFPチャリティー エッセイコンテスト2023」表彰式開催 広瀬アリスさん「いろんな形で母に愛情を返したい」

  • 2023/10/19 0:00 公開  編集部
  • 認定NPO法人国連WFP協会(横浜市)は、「世界食料デー」となる10月16日に「WFPチャリティーエッセイコンテスト2023」の表彰式を開催しました。エッセイを審査したふなっしーさん、広瀬アリスさん、湯川れい子さんらが、応募総数19,052作品の中から選ばれた最優秀賞「WFP賞」と各賞の受賞者を表彰しました。

    審査委員長 湯川れい子さん、特別審査員 広瀬アリスさん、ふなっしーさんより表彰(c)JAWFP

    今年は「未来につなぐ 思い出ごはん」をテーマに、小学4年生から大人まで幅広い世代を対象に作品を募集。応募1作品につき途上国の給食2人分にあたる60円が寄付協力企業(日清食品ホールディングス株式会社、三菱商事株式会社)より国連WFPに寄付される仕組みで、寄付総額は1,143,120円となり、38,104人の子どもたちへの学校給食支援につながりました。

    審査委員長を務める音楽評論家の湯川れい子さんは「ウクライナに加え、今朝のニュースでもパレスチナ・イスラエル問題、皆さまも様々な思いを持ったと思う。そのような世界の中読ませていただいたが、一番多かったのは“幸せなご飯”の思い出。私も胸がジーンと熱くなり、涙をこぼす作品が多かった。これからもおいしいご飯について書ける日本であって欲しい、平和な日本であってほしい、今年ほどそう思ったことはない。」と語りました。

    特別審査員の広瀬アリスさんは、審査員特別賞中高生部門の作品のコメントとして「わたしの母は今でも、栄養を考えた作り置きご飯を作りに家にきてくれることがある。忙しくなると忘れてしまいがちだが、これからはいろんな形で母に愛情を返したい」と語りました。

    最優秀賞となる「WFP賞」を受賞したのは、大阪府在住の中田花鈴さんの「お弁当」。中学2年生の時にお母さんが作ってくれたお弁当の思い出をつづりました。中田さんは「このエッセイは母と体験した大事な思い出の一つ。このエッセイを読んだみなさんの気持ちが明るくなり、お母さんや家族の大切さ、ご飯を食べられることのありがたさを感じていただけたら嬉しい」とコメントを寄せました。

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