ビナミルク、2023年世界酪農会議でベトナムの酪農産業の台頭を描写

 ロンドン、2023年6月30日 /PRNewswire/ -- ビナミルク世界的に高い評価を受けているベトナムの乳業会社は、6月21〜22日にロンドンで開催された第16回世界酪農会議で大きな反響を呼びました。 3回目の参加となるビナミルクは、ベトナムの酪農業界を代表し、その酪農の道のりの感動的な物語を披露しました。 この場でビナミルクは、世界酪農イノベーション賞2023に初出品したビナミルクのスーパーナッツとともに「代替乳製品ベスト2023賞」に選ばれました。

手と手を携えて産業と国家を建設

今年の世界酪農会議は、「酪農の再構築（Reimagining Dairy）」をテーマに、酪農乳業が直面する普遍的な課題に取り組むための呼びかけの場となりました。 持続可能な成長を達成するために、このグローバル・セクターは、その核となる価値観を再評価し、本質的な動機を活かして未来に向かって突き進むことが求められています。

ビナミルクは、東南アジアからの唯一の企業であり、200人以上の業界専門家が参加した他の権威ある組織の中で、半世紀にわたる地元業界の目覚ましい発展について力説しました。 ビナミルクのCMOであるNguyen Quang Tri氏は、同社の47年にわたる並外れた歩みと、ベトナムの酪農産業に与えた影響について紹介し、聴衆を魅了しました。

人口1億人という、大きな可能性と活力を秘めた黄金の節目を迎えようとしているベトナムにとって、この物語はさらに重要な意味を持つことになりました。 かつては酪農発展のための資源が限られていたベトナムだが、今や酪農部門は国の需要を満たすことのできる盛況な部門へと変貌を遂げ、業界の牽引役であるビナミルクは世界的な乳製品メーカーとブランドとしてその存在感を示しています。

世界酪農会議会長のRichard Hall氏は、ビナミルクの業界内における繁栄の歴史に魅力を感じていることを表明し、次のように述べました。「初期の非常に困難な状況から、ビナミルクのCEOと会社の成長過程に魅了されています。 彼らは世界トップクラスのビジネスを創り上げました。 素晴らしい製品を開発し、社会問題を解決し、あらゆる健康・福祉問題に取り組んでいるのです。 そして今、彼らは酪農の世界に手を伸ばそうとしています。」

世界的な急成長のための提携

発表の中で、ビナミルクは「人口1億人の新興国の持続可能な成長を育む」というコンセプトのもと、同社の乳児用調製乳製品の事例を紹介しました。 1990年にたった1つの工場で生まれたビナミルク・ディラックは、初のベトナム製乳児用調製乳となり、1997年に輸出を開始しました。

2013年、ビナミルクは1億ドルを投じてベトナム粉乳メガファクトリーを建設し、年間生産能力を増強しました。 この大手メーカーは視野を広げ続けており、将来の市場需要拡大を見越して供給能力を向上させるため、生産設備、エンジニアリング、農業プロジェクトに約6億ドルを投資しています。

今年、ビナミルクはDSM、CHR HANSEN、GNOSIS、KANEMATSU、AKK、BENEOなど、欧州や日本を代表する世界的な栄養専門家グループと戦略的提携を結び 、最高水準の世界標準に準拠した世界クラスの栄養ソリューションを開発しました。 さらに、ビナミルクのすべての乳児用粉乳製品は、純度と食品安全への揺るぎない取り組みを反映した厳しい栄誉である「ピュリティ賞」を堂々と受賞しています。

ベトナムの乳製品産業がその潜在能力を最大限に活用し、根本的な変革を遂げようとしている中、ビナミルクのCMOであるNguyen Quang Tri氏は次のように結論付けました。 「我々は、持続可能で、先進的で、絶え間なく革新的な酪農業を構想しています。それは、ビナミルクが最前線に立つことで、ベトナムの先にある新たな可能性の光明です。」

ビナミルクについて

1976年にベトナムで設立されたベトナム乳製品JSC（Vinamilk）は、乳製品と栄養価の高い製品を専門とする国営の大手乳製品会社です。 同社は、15の農場と17の工場を管理し、最大250のSKUを60の国と地域に輸出しています。 この乳製品ブランドは現在、乳製品企業トップ40に入り、世界で6番目に価値のある乳製品ブランドとなっています。