第3回CICPE、海外企業が海南自由貿易港に期待

海口市、中国、2023年4月18日 /PRNewswire/ -- 海南国際メディアセンター（Hainan International Media Center、英文省略HIMC）からのニュースレポート： 

中国最南端の海南省の省都、海口市で第3回中国国際消費財博覧会（第2回China International Consumer Products Expo、英文略称CICPE、海南博覧会）が開催されています。 海南博覧会は、世界中のブティックブランドに幅広いビジネスの可能性を提示しており、海南自由貿易港を足がかりとして、中国国外から多くの企業が中国市場へ参入することが期待されます。

CICPEが開幕した4月10日、インドネシア最大のコーヒー会社カパールアピ・グループ（Kapal Api Group）が、海南の母山咖啡（Mushan Coffee）と共同で、海口のNⁿ Park Mallに中国初出店を果たしました。

「海南自由貿易港 の施策は、製品の輸入や加工に関しても、豊かな利便性を提供してくれることでしょう。 よって、カパールアピは中国市場への参入の足がかりとして、海南省での設立を選択しました。」カパールアピ・グループの最高経営責任者（CEO）、Robin Setyono氏は、海南のMushan Coffeeと手を携え、中国のコーヒー市場に進出することについて、このように表明しました。

今年の海南博覧会では、世界的な化粧品大手企業のエスティ ローダー カンパニーズが、同社を代表する14ブランドを出展しました。 4月11日に行われた博覧会のオープニングで、エスティ ローダー トラベル リテール ワールドワイドのグローバルプレジデントのIsrael Assa氏は、同グループが海南での事業を拡大し、新鮮なシナリオと画期的で高品質な製品で観光客の購買体験を向上させるべく、革新し続けることを発表しました。

CICPE期間中、エスティローダーは海南省国際経済発展局および海口総合保税区管理委員会と協力協定を締結し、海南自由貿易港に同グループのアジア太平洋旅行小売物流センターおよび中国エリア本部を設置することを発表しました。

世界のワインおよび蒸留酒のトップセラー、ペルノ・リカール（ Pernod Ricard）は、3年連続でCICPEに出展しており、今年もコニャックの名門マーテル（Martell）をはじめ、複数のブランドを出展しました。 同社は、海南省南岸の都市である三亜市を、マーテルのマングローブ生態系保護プログラムの2番目の拠点とすることを発表しました。

今年の海南博覧会には、65の国と地域から3300以上のプレミアムブランドが出展しています。 統計によると、4月10日から4月14日の期間中、24万人以上の来場者がCICPEの会場である海南国際会展センターに集まり、世界各国の最新コンシューマープロダクツを見学しました。