太子食品工業:豆腐新商品「箱入り娘」発売 強い甘みとコクが特徴


 豆腐や納豆などの大豆加工食品を製造する太子食品工業が1日、東京都内で豆腐の新商品「北の大豆 PURE PREMIUM 箱入り娘 もめん・きぬ」の発表会見を行い、10月から新商品を東日本地区で発売すると発表した。工藤茂雄社長は「出来立てのおいしい豆腐を食卓に届けるというコンセプトで約1年前から取り組み、完成させた」と話し、生活習慣病の予防効果などが期待される大豆イソフラボンを多く含み、糖分の多い北海道産の大豆を使用した新商品をアピールした。

 これまで、豆腐は人の手による作業や水の中での作業が多く、雑菌が繁殖しやすく、日もちしなかったが、最近は流通の発達により、配送時の破損や腐敗を防ぐためにパック内に保存水を入れ、加熱殺菌されるのが業界の通例とされている。「箱入り娘」は、出来立ての豆腐の味に近い“生豆腐”をイメージして、加熱殺菌せず、保存水を入れず、また、これまでは平均して賞味期間4~6日間のところを賞味期間10日間という3項目を業界で初めて実現させた。また、消泡剤や乳化にがりを使用しない無添加で、人の手に触れず、水にさらさない独自手法で製造され、強い甘みとコクが特徴になっている。

 発表会には、豆腐の知識や情報に精通した「豆腐マイスター」の工藤詩織さんも出席。「箱入り娘」について、「おいしいお豆腐は、たくさんありますが、10日間もつというのは革新的」と話した。さらに、「ユネスコ無形文化遺産に『和食』が登録され、『和食』に豆腐は欠かせないもの」と語り、豆腐のおいしい食べ方について「冷ややっこが一番いい」と紹介。そして「パックを開けてから、豆腐を水にさらしてしまうと、うまみが逃げるので、避けたほうがいい」とアドバイスもしていた。「箱入り娘」は生もめん、生きぬごし、ともに360グラムで各300円。