T-1グランプリ2012:「からし巻き大根のしょうゆ漬け」が個人グランプリ獲得


 日本一の漬け物を決定する「T-1グランプリ2012」の決勝大会が20日、東京タワー(東京都港区)で開催され、個人の部のグランプリに佐藤裕美さん(宮城県美里町)の「からし巻き大根のしょうゆ漬け」が選ばれた。また、法人の部のグランプリは、漬物メーカー「香味小夜子」(愛知県みよし市)の「ごぼうとナッツの胡麻味噌漬」が獲得。同日開催されたタクアンに特化した「Taku-1グランプリ」には、能正郁子さん(北海道札幌市)の「琥珀の匠と黑の壱」が輝いた。

 「T-1グランプリ」は、漬け物文化の継承と野菜の普及を目的に開催するイベント。10年に北海道地区限定で開催し、11年に初の全国大会が実施された。今回、個人の部の応募数は562点、法人の部は151点。決勝大会には、書類審査、ブロック大会を勝ち上がってきた個人の部の6人、法人の部の6社の計12組が出場した。

 佐藤さんの「からし巻き大根のしょうゆ漬け」は、乾燥させた大根にからしを入れて巻き、しょうゆなどの調味料で仕上げた漬け物。佐藤さんは「この作品はわたしたちの家族だけに伝わるオリシジナルのレシピです。全国決勝大会という場で皆さんに知って頂くことが出来てうれしい。グランプリを受賞出来て光栄です」と喜んだ。また、「香味小夜子」の「ごぼうとナッツの胡麻味噌漬」は、ゴボウを塩漬けししょうゆベースの調味液で漬けた後、ゴマ味噌でもう一度漬け、ナッツとゴマの香ばしさとうまみを加えた。

 そのほか、個人の部の準グランプリには川口莉奈さん(三重県伊勢市)の「はたけしめじと胡桃の醤油漬け」、野菜ソムリエ賞には西部知香さん(愛媛県今治市)の「伯方島酢大豆」、東京タワー賞 には菊地真紀子さん(北海道根室市)の「さんま飯寿司」、審査員特別賞には山田絵里子さん(千葉県船橋市)の「大根のほろ酔い漬け」、清水聖さん(熊本県御船町)の「水前寺菜とかぶの千枚漬け」、特別参加したタレントの川村ひかるさん(東京都)の「やみつきセロリでキレイになろう」が選ばれた。法人の部の準グランプリは「やまう」(東京都目黑区)の「大江戸甘味噌漬だいこん」が獲得した。