新横浜ラーメン博物館:「高知・須崎 鍋焼きラーメン」発祥の店「谷口食堂」


 新横浜ラーメン博物館(神奈川県横浜市)は、「高知・須崎 鍋焼きラーメン」発祥の店「谷口食堂」を1月26日にオープンする。4月7日までの期間限定。

 「高知・須崎 鍋焼きラーメン」は、器に鍋を用いてスープが沸騰した状態で提供するラーメン。親鳥の鶏ガラを使用したしょうゆベースのスープに少し硬めでストレートの細めんを合わせ、具には親鳥の肉やネギ、生卵、チクワなどを用いる。必ずタクアンが添えられ、ごはんを注文すると鍋の蓋の上にのせられた姿で提供されるのも特徴の一つ。ご当地グルメとして親しまれ、11年からはB-1グランプリにも出場している。

 「谷口食堂」は、高知県須崎市の路地裏に戦後間もない時期に開店。店主の谷口兵馬さんが出前のラーメンが冷めないようにと丼の代わりにホーロー鍋を使用したのが「鍋焼きラーメン」のはじまりといわれる。「鍋焼き中華」という名称だったことから地元では「鍋中(なべちゅう)」の愛称で親しまれていたが、1980年に後継者不在のため惜しまれながら閉店した。

 今回の復活は、須崎商工会議所を中心とする有志による同店の味を地域活性化の起爆剤にしたいという思いから実現。今でも市民にとってシンボル的存在である同店の味を、何度も試作を繰り返し再現した。「鍋焼きラーメン」は750円、特大が900円、ミニサイズが550円。